第2回子ども講談ワークショップ

本日も子ども講談ワークショップを開催しました。

今回は、セリフをいろいろなシチュエーションに置き換えて表現してみる練習から始めました。例えば同じ「ちょっと待って」というセリフでも「遠足のバスが自分を残して出発しそうになった時」と「お母さんから『今日のテスト見せなさい』と言われた時」とでは言い方が変わります。同じ言葉でも、場面や気持ちを変えるだけで全く違う響きになることを体験してもらいました。

続いては、地の文を起承転結を意識して読む練習。物語の流れをつかみながら、どこを強調すると聞き手に伝わりやすいかを工夫して声に出してもらいました。

そして本日のメインは、講談「愛宕山梅花折り取り(出世の石段)」の冒頭を、実際にみんなで読み合わせ。子どもたちはそれぞれの工夫をこらして挑戦してくれて、聞いているこちらも「なるほど、そういう読み方もあるのか」と新しい発見がありました。

次回は 10月11日(土)、いよいよ最終回です。

途中からの参加も可能ですので、講談に少しでもご興味のある方は、ぜひ体験してみてください。

こども講談ワークショップ(全3回)

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